満月散歩

  1. 落穂拾い

    ミレーの落穂ひろいという有名な絵があるが、あれは落ちた麦の穂を拾っているのではなく、農場主が明日のパンにも困っている貧しい人のために、全部刈り取るのではなくわざと少しだけ残している宗教的な絵らしい。ヨーロッパ人にはそのような素晴らしい風習があった。

  2. 初夏

    昼から雨が降り出した。かなり本格的な雨である。天気予報によると来週は雨ばかりのようである。「もう梅雨?」と尋ねられると予報士は言っていたが、「いやいや5月はいい天気が続き、梅雨入りは例年通り」とも言っていた。春が来たと喜んでいたのにもう梅雨の話である。毎日が早くて困る。

  3. 淋しい

    中学の同級生が亡くなったと報があった。中学を卒業してからは一度も会っていないので、計算すると55年になる。月日はあっという間に過ぎていく。懐かしい名前を耳にしたときは亡くなった知らせとは・・・淋しい。我々もかなりの年なのだからこのような知らせは当たり前なのだが、なんか気持ちが塞いでしまう。

  4. LINE

    長姉からLINEがくる。ほとんどひらがなで子供のようにつたない。「クスッ」と笑ってしまう。なかなかきれいな字を書き、手紙も何度か送ってくれる姉なのだが、今回ばかりは、漢字変換、句読点などかなり苦戦している姿が目に浮かぶ。もう一度「クスッ」。年を重ねても挑戦する姿は美しく、尊いものである。

  5. デビュー

    一番上の姉からLINEが来た。そうです実はスマホデビューの記念すべき日なのである。この5月で83歳になる姉もとうとうスマホに挑戦したようだ。2番目の姉は81歳で、かなり前から使っていてLINEはもちろん暇があればゲームを楽しんでいる。2人ともとても元気で向こうの世界に行く気配は微塵も感じられない。

  6. ひと休み

    昨日は曇り空。お日様は一度も顔を出さず、時々小さな雨が・・・おかげで涼しくて気持ちいい一日を過ごした。日ごとに日差しが強くなりこのまま夏まで一直線なのかと、この間は書いたがそうでもないようだ。キッチリとメリハリをつけてくれている。有難い。季節の進みも一休みというところか。

  7. 久しぶりの雨である。桜も散って寂しいところだが、若葉がきれいになってきた。そこに雨とは、絶妙のタイミング。しっかり養分を吸って、緑で一杯にしてくださいナ。着る服はもうすっかり夏バージョンなのだが、また寒い日もあるかも知れない。

  8. エアコン

    一気に夏のような暑さである。エアコン入れようか?とリモコンを手に取ってはみたのだが、いや待てよ暑いといっても外はまだ過ごしやすい。窓を開けるといい風が入ってくる。窓を思い切り開け、扇風機を出してみた。いいね!爽やかな初夏の風である。いやいやまだ4月も半ば、初夏はないだろう。

  9. 腰痛

    またも、いや、またまたまたの腰痛である。腰に再び電気が走った。こうなると全てがお手上げ、起き上がるのに一苦労、トイレに一苦労、歩くのは、よちよち歩き。まるで0歳児か、100歳老人かの様である。この間の腰痛は寒さのせいではなかったのか。今度は何のせいにしたらよいのか。困ったものである。

  10. 99歳

    82歳のときに放送大学に入学し17年かけて卒業した99歳の老人の記事が新聞に載っていた。私も70歳になった自分に鞭を打ち何か新しいものを学ぼうとしているわけだが、今から学んでいつ役に立つ?そのころにはもう違う世界に行っているかもしれない。しかし99歳まで生きれるとしたらまだ29年もある。

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  1. 2025.4.20

    暑い
    やっと本格的な春がやってきたと思ったら一気に夏のような暑さである。気が付けば半袖になっている。
  2. 2025.4.18

    新芽
    ダウンを使用しなくてはいけないほどの早朝の寒さが続く。
  3. 2025.4.16

    花粉症
    さすがに参った。なんという痒さ、いやそれを通り越して痛みまで感じ、幕が張って字が読めない。
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