満月散歩

  1. 新年

    早朝4時半頃に新聞を届けるバイクの音がする。早速玄関に出て紙面を開く。2023年(令和5年)1月1日日曜日となっている。新しい年の始まりである。風もなく、そんなに寒くもない穏やかな朝である。気持ちも新たに気合を入れて今年も頑張りたい。

  2. 大晦日

    いつもと同じように起き、いつもと同じように散歩して、いつもと同じように熱いお茶の飲み、椅子にもたれてホッと一息、一年を振り返る。大晦日、特別な日でありながら何も変えることなくいつもと同じように時間を過ごす。大切なことだ。人生と同じで、良い事なんかほんの一握りである。

  3. これから

    今年も後2日となった。激動の2022年、ロシアのウクライナ侵攻は衝撃的だった。何もできず右往左往するだけの国際社会、先進国、大国と呼ばれる国々の脆弱さを目の当たりにしてしまったような感じである。ロシアのような蛮行をもってしても賛否が2分するこの世界はどうかしている。

  4. 仕事納め Ⅱ

    昨日は仕事納め。思いがけず現場の人たちも時間内に戻っていた。全員揃ったところで最後のあいさつができた。全員にねぎらいの言葉を掛けたいと思っていたので一安心。「今年も一年間ありがとう」では言い尽くせない思いで一杯である。助けられてばかりの毎日で、感謝しかない。

  5. 仕事納め

    今日で仕事納めとなる。「みなさん今年も大変お世話になりました。来年もよろしくお願いします」今年最後の朝礼となる。「激動」の年であった。まさかロシアが……。から始まり、世界のすべての歯車が狂い始め我々庶民が影響を受けるにはそれほど時間はかからず、と言うより瞬時だったような気がする。

  6. あの頃

    クリスマスそして正月。洋風と和風のイベントが続くが、一瞬にして正月めいた街の佇まいに、今年もあと数日なのだとあらためて気付かされる。そういえばいつ頃までしていたのだろう、クリスマス、正月準備の仕事。百貨店の飾り付けである。もちろん下請けの下請け、辛いことしか思い出せないがそんな時期もあった。

  7. 年賀状

    毎年思う。年賀状は11月中に書いておこう。しかし実行できたことは一度もない。今年も同じく大慌てで四苦八苦している。仕事関係は去年から業者に依頼するようになった。大変申し訳ないのだが、数も多く管理できない状態になってきているのが現状ではあるが、それは言い訳であって、単に面倒くさいだけなのだろう。

  8. 年の瀬

    クリスマスなどはもう全く無縁になったような感じである。子供たちの小さかったころは、飾りつけもしケーキも用意しおもちゃのキャンドルにローソクを立て、鳥のモモ焼きを並べ賑やかに過ごしたものである。あの頃が懐かしい。

  9. 雪の後

    きのうの雪はどこへ。そんな朝の風景だったがさすがに河川敷の方に向かうと白いものがあちこちに残っている。風が強く寒さも倍に感じる、決して泣きは言わないと決めた散歩だが今日ばかりは辛いと思った。早々に切り上げ暖を取った。車の中のなんと温かいことか。昨日はどうなることかと思うほどの天気だった。

  10. 目を覚まし外を見ると一面に雪化粧。車の上は10㌢くらいに積もっている。早めにエンジンをかけ散歩の準備をする。路面はまだ凍結はしていないので走ることはできる。天気予報通りの朝である。こんな朝でも仕事に向かう車にすれ違う。

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