5.212023
何とも気ぜわしい毎日なんだろう。今日は知人の葬儀である。場所は高知県。しかし今日のその時間は広告組合の総会と重なっている。そこで通夜だけ参加させていただくことにした。昨日の夕方5時である。昼から出かけ、夜8時過ぎには何とか徳島に帰ることができた。往復5時間の運転は大変だったが、夜の7時くらいまではまだ明るく、外の風景を存分に眺めることができ、葬儀で不謹慎ではあるが緑を楽しむことができた。まだまだ新緑の山々は勇気と力を与えてくれる。故人は90歳で「大往生」と人は言うだろうが、人生に大往生なんてものはなく最後まで、「まだまだやり残した事が山ほどある。もう少し時間が!」これが本音だろうと思う。この年になると痛切にそれを感じる。しかし私にとって今度の神前の葬儀は初めての経験である。どういう形であれ故人を敬う気持ちに変わりはないから、いろんな形の葬儀が世界にはあるのだろう。神前式焼香は、榊をかざして音なしの柏手を2回、前後に2回の礼拝。格式があってなかなかいいものである。故人の冥福を心よりお祈りいたします。
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