長姉からLINEがくる。ほとんどひらがなで子供のようにつたない。「クスッ」と笑ってしまう。なかなかきれいな字を書き、手紙も何度か送ってくれる姉なのだが、今回ばかりは、漢字変換、句読点などかなり苦戦している姿が目に浮かぶ。もう一度「クスッ」。年を重ねても挑戦する姿は美しく、尊いものである。そんなもの簡単、あっという間だ。そのうち流暢な文章が届くだろう。私が高校生のときに祖母が亡くなった。82歳だったが、親戚の人も、近所の人達も「長生きだ、大往生だ」と盛んに言っていたのを思い出す。当時に比べ今は随分と長寿社会になったものである。さて今日の姉のLINEはどんなんかな?