今日も朝から雨。各地大災害のようであるがこの低気圧はまだ1週間は居座ると言う。温暖化による異常気象と言われるが、地中海の方では40度を超える熱波で森林火災が続いている。そしてコロナであるがこれも勢いは止まらず、全国で感染者が2万人を超えたという。自然災害と感染症のダブルパンチで、とんだ終戦記念日となっている。両親などはこの日を感慨深く迎えていたのを思い出す。経験した者しかわからないものがあるのだろう。私は終戦から6年経って生まれている訳だが、たった6年しか経っていないのに全く実感がない。東京の大空襲で石垣のように積まれた黒いものが焼死体であり、それがどこまでも続いている写真を見た時のショックや、広島、長崎の原爆写真の恐ろしさを目の当たりにするとき「戦争はいけない」と痛切に思うのだがやはり浅く、経験者には勝てない。そして今その経験者はどんどんと少なくなってきている。戦後生まれの政治家が日本を動かしている今の状況は良くなく、右傾化に危惧をする。今日の終戦記念日を今一度深く考えたい。