7.62024
旧暦なら今日から水無月で一番暑い時季とある。6月は水の月なのに何故水が無いのかと頭をひねると、「無」は「ない」ではなく連体助詞の「の」であり「水の月」であるとのただし書きに納得。やはり分からないことは山ほどある。小暑、大暑そして土用の丑となる。天然のうなぎを食べなくなって久しいが、子どものころはよく川に捕りに行ったものである。あの頃が懐かしい。夏休みは毎日、川で遊ぶのが当たり前。たまに大雨で川が濁るのだが、先ずこれで今年の夏休みも終わりとなる。濁りが取れるのに時間がかかり、完全に濁りが無くならないと川には入れない。そういう決まり事はやはり純情な頃である。きっちり守るのが当たり前でやはり水難事故一度もなかった。ウナギが捕れた時は天にも昇る心地であった。すぐに料理し焼いて弟と七輪の前で汗びっしょりになりながらほおばる。あの頃の懐かしい夏の一コマである。
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