満月散歩

風習

たくさんの人に見送られ、また隣近所の人たちが総出で助け合った葬儀の形がすっかり変わってしまった今.1周忌三回忌7回忌などと言う行事もまた同じく影を潜めてしまったような感じがする。もちろんするのだろうが家族のみというのが主流のようである。たくさんの親族が集まり、在りし日の故人をしのぶそんな光景も少なくなってしまったように思う。そんな中久しぶりに親戚の法事に参加した。「最近黒いネクタイ、白いネクタイせんようになったな」同じく参加した従弟の言葉である。彼も80歳を超えたという。「全く」と相づちを打つ自分もかなりの高齢になってしまった。2人は何回このようにして冠婚葬祭に出掛けたことかと懐かしむ。白と黒のネクタイの歴史が2人の人生だったような感じである。私が25歳でデビューした時からの付き合いであるから50年近くになる「フーン」そんなため息しか出てこない長さである。しかし今回のことで思った事だがやはりこういう行事はいいものである。懐かしく思い出話に花が咲き、白くなった頭を撫ぜながら、青年だった彼も立派ないい父親になっている。生まれたばかりだった子供たちもすっかり大きくなり、知らない子まで増えている。時間という速さ、むごさ、を同時に感じる。しかしそういうものを実感するいい習慣でもあり、笑顔笑顔の中に今日の意義がある。久し振りの良い経験をさせてもらった。さて今度会うときは――、などとそんな詮索は野暮なこと、また新しい1日の良い始まりとして頑張りますか。

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