阿波踊りの季節がまたやってきた。しかし今年もコロナで中止となり、これで2年連続で中止となってしまった。いつもなら街には提灯が一杯に吊るされ桟敷も完成し、そして私たちの出番。そうです入場門、退場門の設置です。カンカン照りの暑い中を一生懸命働いているはずだったのだが残念。街中が躍り一色となり浴衣に足袋姿の踊り子さん達が昼間から闊歩し夜の本番をまだかまだかと待つ、活気に満ち溢れたあの光景が懐かしい。コロナなんか多分吹っ飛んでしまうだろう!しかし今台風がトリプルで来ているみたいである。そうなると阿波踊り中止でよかったなあと思ったしまう自分もいる訳だ。せっかく設営した入場門などが危険な状態になり、強風大雨の中を何回走り回ったか知れない。そして折角設営したものを解体し台風が通り過ぎればすぐさま1日2日でまた設営である。あんな辛い思いはもう嫌だ!今オリンピックの真っ最中だが選手たちの戦いも凄いが陰で支えている裏方さんの凄さもよくわかる。華やかな阿波踊りも我々のような裏方さん達が支えているのだと思いたいのだが、我々はボランティアではない。仕事だから!そこが辛いな。