ベテランのT君が退社したいと言う。年末のことである。おかげで重苦しい正月休みの一週間だった。いろんな懐かしい思い出が頭に浮かぶ。取り合えず1人になって熟慮したかった。弊社にとってなくてはならない存在であっても、彼にとっての弊社は果たしてどれだけのものなのか、それは分からない。もっともっと彼にとって有益な職場があるかも知れない。それをこちらの都合だけで束縛することはできない。また逆に弊社にマッチした人材が現れるかもしれない。世界では40代定年制があり人材の交流が激しいと聞く。というかそれが主流らしい。と大きく出たが、弊社などは零細の下のまた零細である。しかし夢は大きくということで。とりあえず心の整理をつけ、今日の朝礼で彼の退社を発表した。ピンチの後にチャンスありである。また勇気が湧いてきた。ヨシ!!