今日は誕生日。朝、目を覚ましたら、何かが変わっているのだろうか。どんな朝だろうと期待したが、何のことはない昨日となんら変わらず普通の朝。お日様は昨日一昨日のように素晴らしくはなく、雲に邪魔をされてぼんやりとしている。「何だお日様も祝ってはくれないのか」東の空に向かってぼやいてみてもしょうがないが、取りあえず昨日と変わらず何の変化もない平凡な一日がまた終わっていくだけなのだろう。まあこんなものである誕生日なんて。しかしいかにも歳を重ねてしまったものである。「73歳かぁ」ため息とともに出てくる言葉はそんなもの。しかし今年の誕生日は違うな！体力も気力も全く違うのはどうしてだろう。新しい目標がはっきりもてるようになったから？そうコロナも終わり、時代も変わろうとしている。気が付けば日本は世界に置いてきぼりにされている。安さを追い求めたデフレの時代、失われた30年といわれるが、私が懸命に生き抜いてきたのはこの30年である。ここで確実に力をつけ乗り越えてきた力は半端ではない。世界に追いつこうと気が付いた世論の中にいる今、なんかふつふつと希望と勇気が湧いてくるのがよく分かる。活力の源はどうもここにあるような気がする。我が社は変わる、変われる、変えてみせる。残された時間は少ない、とそんなことばかりを思っていた自分だが、そうじゃないまだまだこれから。自分の時代が来た！なんて。