「誕生日おめでとう」きのうはたくさんの人からお祝いの言葉を頂いた。有難いことである。大学生の孫達からもLINEが入っていた。しっかりした文章で「おとなになったな」とつくづく思う。さて本当にめでたいのか?それは確かに疑問ではある。きのうは一体どんな日だったのか?何も変わらないごく普通の一日、特別なこともなく、可もなく不可もなく一日は過ぎていき、ただ一つ大きな年齢というやつをまた一個私の頭の上に乗せて去っていった。もう何年も前から「もういらない」と拒否し続けているのだが、やはり今年も同じことをしていった。70という大台に乗った去年は、「よし!あと10年頑張ってみるか」と意気込んだ出発だったのだが、あっという間に1年が過ぎてしまった。このままいけば後は坂道を転げ落ちるような速さなんだろうなと悲しくなる。9月7日はこのようにして一杯文句を言い、愚痴を言い、泣き、悪態をつく大切な日なのである。明日からは心機一転、何もなかったかのようにただ前を向くだけ「未来は明るい!」なんと単純な奴なのか!!