広告組合の仕事でkさんと街歩きをした。街にあふれる看板の状況確認である。老朽化による劣化の有無。それによる危険な看板はいかほどのものかという、県からの委託を受けた仕事である。町の中心部、繁華街、そしていわゆる「夜の街」を歩いて回った。午前中とはいえ人の少なさには驚く。徳島の人たちは一体どこへいってしまったのだろう。以前は人で溢れすれ違う人達にぶつからないように心がけて緊張して歩いたアーケード街も今は全く人の気配がない。寂しい限りである。当然古くなった看板の放置も多く、結構危険な看板も目につく。改めて街の衰退に心が痛む貴重な時間と体験だった。未来の子供たちのためにも我々の果たすべき役割をもっと自覚すべきではないかと反省もした。