昔我が家もコメを作っていた。父はこのとてつもなく暑い夏の日差しが稲を育てる。だからいくら暑くてもこの時期は稲にとって必要なんだとよく言っていた。雨続きで心配していたが、我々にとってはチョット暑すぎるが恵の好天だ。もう一つ豊作に必要な物として「雷」の話が新聞に載っていた。雷の光によって大気中の窒素が化学反応を起こし稲の栄養になるらしい。昔からそのように言われその現象を大切にしてきた先人たちは「稲妻」と呼んだらしい。後になってそれが化学的に証明されたという。昔の人は凄い!!酷暑だろうが、雷だろうが、人間にとっては不必要なものも自然界での森羅万象は全て必要なものなのだろう。今年も豊作とはいかなくても、何とか救われたのではないだろうか。