朝日もきれい、夕日もきれい、朝夕はもう寒いくらい、日も短くなった。すっかり秋である。しかし日中、日が差すと温かいを通り越して暑い日がある。「いま10月の中だろう、うそ!」と思ってしまう。寒いのか暑いのか分からないように私たちを惑わせておいて、突然冬将軍を送り込んでくるに違いない。気が付けば晩秋そして冬となっている。最近はその秋の存在がだんだんと短くなってきているように感じるのは私だけなのだろうか。温暖化などの影響もあるのだろうが、生活のリズムが早くなったというのもあるのではないか。もし完全に引退して田舎に引き込み生活したらどうだろう。毎日が長く季節も堪能し、人間らしい生活を送れるのではないか。そんなことも思ってしまう秋の夜長。