今日は父の日。祝う父はもういないが、思い出して懐かしむ一日にしょう。と言ってもいつも思い出してばかりいるのだが。今日は思い出したくない義父の事を少し・・・25歳の時から同居した義父だが思い出したくない事ばかりと、腹の立つことばかりと、許せないことばかりとまぁひどい事をよくも書き並べたものだと自分でも嫌になる。大酒飲みで酒癖が悪く、極度のアル中である。飲まない日はなく、毎晩大声で騒ぐのである。数えたらキリがないのでもういいが、病に倒れて亡くなるその日まで苦労は絶えなかった。禁断症状、認知症、今のようにデイサービス等も充実していない頃である。限界は何回も越えていたと思う。墓参りは欠かさないのだがやはり思い出せば腹が立つ。しかしあれから30年になるのだが私の心の中もさすがに変化が出てきたかな?反面教師というかおかげで強くなれて今の自分があるのかも知れないと思えるようになってきた。義父の事をこのようにして良い意味で話題にするのは、初めてである。同居が15年で亡くなってから30年と倍以上の時間がかかってしまった。成長の遅い自分が情けない。