12.202024
故郷からの贈り物の柿も残りあと少し。1ッか月が過ぎた今も美味しく、少し柔らかくなって一層口に運ぶのが楽しみである。それもあと数個となってしまった。柿は果物の中での長持ちの一番手だ。昔は干し柿が家の軒先でぶら下がっている光景をよく目にしたものである。干し柿は渋柿の皮をむいて乾燥させて頂く保存食。新聞のコラムに載っていたが、干し柿にしようと思った完熟の時季になると鳥の被害に遭って台無しになったと、子どものころの回想を書いていたが、間違い。干し柿になる柿は完熟になると皮は剥けない。すごく柔らかくなり、干し柿にするかそれとも完熟まで待つかの選択肢なのだ。私たちは完熟のもよくかじった。いやかじれないのだ、頬張ったといった方が正解かも。「いい加減なことを書くんじゃないよ記者さん」といいたいところだが、たかが柿。今日も美味しくいただこう。
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