満月散歩

桜の花びらが雪のように舞う。裏のお宮の桜も同じ、我が社のトイレの前も花びらで埋まっている。咲くときはきれいなのだが、掃除に大変なのもこの頃。河川敷を車で走ると若草と黄色い菜の花がなんともきれいである。この心地よい暖かさが一層いろどりを鮮やかにしているのだろう。思わず車を止めて昼寝でもしてみようかなと思ってしまう。時間を決め少しウトウト、なんとも気持ちいい時間が流れる。もう少しすれば山の色も変わる。桜のピンクから新緑の若草色に変わり、1年で一番生命の息吹を感じる季節へと移行する。まだしばらく季節を楽しめることができる。昨日は同い年の同業者の訃報があった。若々しくすごく元気な人だったのに――。3月の中頃のようだから、桜は見れなかったのだろう。たくさんの仲間が去っていく歳周りになってしまったようだ。残された者にはそれなりの理由があるはず。大切な時間だと思い大切にしたい。そしてこの春も思い切り楽しむことにしよう。それが先に逝った人たちへの供養なのかもしれないから。

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