クリスマスなどはもう全く無縁になったような感じである。子供たちの小さかったころは、飾りつけもしケーキも用意しおもちゃのキャンドルにローソクを立て、鳥のモモ焼きを並べ賑やかに過ごしたものである。あの頃が懐かしい。街の方に出ていく機会が少ないからかも知れないが、クリスマスの雰囲気などは全く感じられない、。ホームセンター、マーケットの入り口には正月用品が並ぶ。花は葉牡丹がずらりと、門松の添え物だったがそれだけで正月と思わせる存在感を発揮している。小さな門松、しめ飾りそれに鏡餅と正月を迎える準備品ばかりである。それにこの寒さを加えていよいよ年の瀬も佳境を迎える。私の子供の頃の商売というものは、田舎は特にそうだったのだろうが、支払い、集金は盆と正月だった。年末をきっちり清算できて気持ちのいい新しい年を迎える。これが理想だが「餅代もない」とよく耳にしたのを覚えている。年末はお金も忙しい。それは今も変わらないが、果たして今年もいい年だったのか?総括する間もなく時間に追われる日々が一日一日と過ぎて行く年の瀬。