満月散歩

小さな命

0歳の子供の来社である。私の姪の子供の子供である。この関係を何というのかは分からないが、とにかくかわいい。絶対に懐かない。笑わない。抱くと涙を流して大泣きする。帰った後夕方その時の写真をLINEで送ってくれた。10枚以上である。見るとどの写真も笑顔である。私はもちろん周りにいた5,6人全員が楽しそうに笑っている。いや満面の笑顔といっていい。私などの相好を崩したその顔は、ここ何十年も見たことがないような顔である。改めて新しい小さな命というものは、これほどまでに人の心を温かく穏やかにするものかと驚く。笑顔のない泣き顔ばかりの赤ちゃんなのに不思議のものである。私の笑う横顔などはもうすっかり年を重ねてしまった年輪をまじまじと感じてしまう。そしてもういない親父にそっくりなのに驚く。70代80代を輝くように生きた親父のあの頃の笑顔の写真を思い出す。あのような晩年を送れるように頑張ろうと思う。たくさんのことを感じさせてもらった小さな命だった。
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