大相撲1月場所千秋楽、大栄翔が優勝をした。最近は大相撲も全く面白くない。横綱がいつまでも居座りそして休場ばかりで、体調が良くなると出場してくるのだが、下の者がなかなか勝てない。横綱を脅かすような生きのいい若手が出てこない。そんな中大栄翔が連日大健闘で優勝をかっさらっていった。押しと突っ張り一本の、実に気風のいい力士である。こういう人に光が当たるのは嬉しい。私は小さい頃から相撲が好きで、まず大鵬のファンになり、その頃家にはテレビがなく大鵬が出て来る頃になるとテレビのある和男ちゃん家に走ったものである。その後は先代の貴ノ花に夢中になった。私の一つ上でいつも力が入った。あまりにもあっけ亡くなくなってしまったが、今考えるとホント若死にだったと思う。あんな華のある力士はもう出てこないだろう。今場所は明瀬山というパンの生地のような体をした力士に人気が集まりそれも面白かった。