
3.242025
中学の同窓会が故郷のホテルであった。中に入れば老人会の集い、会場間違えたかと一瞬戸惑う。よく見ると見慣れた顔が笑顔で迎えてくれる。「久しぶり、遠いところよう来てくれたな」懐かしい顔、顔、顔である。自分の顔は分からないからいつまでも若いつもりでいる。こちらもしっかりみんなの仲間なのである。10分もすればもう58年前のわんぱく、おてんばな少年少女達の無邪気な顔に変身。楽しい時間の始まりだが、姉の49日法要との重なりにはどうしょうもなく、すぐに退席することになってしまった.乾杯の音頭だけでもと請われマイクを握った。事の事情を話し「いつまでも元気でいようぜ!乾杯!」と大きな声を発した。「なんやもう帰るんか、ええやんそんなん、後にしたら」なんて皆わかっていて勝手なことを言う。有難いことである。皆の笑顔を後に斎場に向かった。無念・無念を繰り返し、皆の笑顔を再度思い浮かべながら――。
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