12.142024
家の中ででも聞こえる風の音。北風が冷たい朝の散歩は辛い。玄関を一歩踏み出すのにも勇気がいるというそんな自分が情けない。同じ気温でもこの北風は2倍以上の寒さを感じさせられる、本格的な冬がやってきた。もうすぐクリスマス、そして正月と凄い速さで時間は駆け抜けていくのだろう。子どものころには冬休みというものがあったが、大人になって気が付けば働きづめの年末年始。さすがに最近は休むことも多いが元旦早々からイベント仕事などで走り回っていたあの頃が懐かしい。皆が休んでいる間にも仕事をしているという何とも言えない安堵感を満喫している自分がいた。これだけ頑張っているんだからきっと将来はいいことが、仕事も軌道に乗るはずと呪文のように唱えて頑張っていた。昔、「そごう」があった頃、搬入業者1月1日、NO、1というのもあった。寒風の中での懸垂幕取り付けをあの頃は1人で行っていたのを思い出す。新年祝いのくす玉の中にペンチを忘れ、開いた瞬間に参加している人の前に落ちて肝を冷やしたのも今となればいい思い出。失敗も山ほどあったが、致命傷になるようなことがなかったのはやはり「運」の強さなのかもしれない。努力の中から運は生まれるといい格好はしてみたいがそんなことはない。人に恵まれ、助けられ、そういう人たちに出会えたことが「運」なんだろうと思う。謙虚に感謝を忘れずにもっともっと頑張れたらどんなにいいことか!
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