満月散歩

冬至

12月22日今日は冬至らしい。一応ユズ風呂には入ったが、肌に差し込むような寒さではないせいかその実感はない。一年中で一番日が短いらしいがその実感もない。「そうなのか」とただ何となく過ぎてしまう日なのだが、昔から大切にされてきた日のようである。ユズ湯はもちろん、カボチャの煮物に小豆粥。その様な食べ物には、邪気を払ったり、寒さに向けての栄養補給の意味合いもあり、またこの時期の祭りにも、衰えた自然や人の力を元通りにしようと願う神事もあるらしい。現在は暖もとり、食べ物も豊富で生活が豊かになっている。昔の生活は厳しく、冬を迎えるということは相当な覚悟がいったのだろう。そういえば私たちの子供の頃は、鼻をたらし手はヒビとしもやけだらけ。どの子もみんなそうだった。最近はヒビだらけの手の子など見たこともない。トイレもそうだ。ホットな便座がなくてはこの先、生きていけないヤワな身体になってしまっている。情けない!ちょっと外に出て寒い空気に触れてから寝ることにしよう。
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