
3.102025
新聞の無い朝は寂しい。いつまでたってもバイクの音が聞こえない「あっ そうか今日は新聞が休みなんだ」。そう言えば昨日の番組欄に10日の分が入っていたのを忘れていた。仕方ない昨日の読み残しでも見るかとなる。キャベツが高くて、そして足りなくて輸入しているという。中国、ベトナム、韓国かららしいが、昔の安価で手軽な野菜のイメージが吹っ飛んでしまった。若い頃、痔で病院に行くと先生が「毎日どんぶりに一杯の生キャベツを食べなさい」と言われた。懐かしい時代の話である。こんなにキャベツが高級なものになるとは思わなかった。子どもの頃の記憶のキャベツは、青虫に食べられて穴だらけ、1枚めくり2枚めくりを繰り返し、かなりの数をめくった記憶がある。心配ない、畑にはキャベツが山のようにあるのだから。そして無数のチョウチョが飛び交っていた。農薬もあまり使っていなかった時代。今のキャベツ畑はチョウチョがほとんど飛んでいないから、少し恐怖も感じる。人間の人間による人間のための食糧。植物に限らず動物も。ここらに自然の何かしらバランスを崩れさせているものがあるのだろう。共生という言葉はどこへ!新聞を二度見すると理屈っぽっくなるな。
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