満月散歩

伊集院静

伊集院静が帰って来た。週刊文春「悩むが花」今号から再スタートである。くも膜下出血で倒れどうなるかと心配していたが無事復活されて本当に良かった。「私は伊集院の大ファンである」と言いながら実は本は一冊も読んでいないとんでもないファンである。「悩むが花」とは読者の悩みに伊集院が答えるというコーナーである。舌鋒鋭く回答していく。うんうんと頷き、スカーっと胸がすく。この伊集院が好きなのである。年は一つ上だけなのだが大先輩、師匠にも思える。生き方、力量で人はこうも差がつくものか。年の差関係なく尊敬される人にはなりたいが、私には無理だナ。人間としての根本が違いすぎる

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