再び悪夢が蘇る。アフガニスタンがタリバンに制圧された。日本も何千億円という支援をしてきたといい今年度も予算を組んでいたそうである。残念である。暗殺された中村さんもこの状況をどのように天から眺めているのだろうか?宗教も民族も歴史も全く違う人達に、正しいからと頭から欧米式の民主主義とやらを押し付けるのもやはり難しい問題なのだろう。自分達の国は自分達で考え、何が正しく何が間違っているのかを模索し切り開く以外に道は無いのかも知れない。旧政権のガニ大統領は車4台とヘリコプターに現金を積み込み国外に脱出したという。いくら支援をしても結局はこういうものなのである。人間の本質が浮き彫りになる。身近なところでもそれはいつも同じ。人間の本来持つ弱さとズルさである。自分たちの国は自分達で何とかしない限りどうにもならない。一日も早く国際社会に認めてもらえるような国づくりを期待したい。雨の音がすごい。再びの大雨で災害が心配である。