10.172023
「どんぐりコロコロどんぐりこ お池にはまってさあ大変 ドジョウが出てきてこんにちわ…… ……やっぱり野山が恋しいと泣いてはドジョウを困らせた」何ていい詞なんだろう。子どもの頃から慣れ親しんだこのメロディーも、久しぶりに見せてもらった拾ったどんぐりに、なんか懐かしく、昔を思い出した。生まれ育った郷は自然がいっぱい。秋のいまごろから冬にかけ、落ち葉の中を栗拾いをしたあの頃を鮮明に思い出す。本命の栗は少なく、どんぐりばかり「もう!」とばかりにどんぐりに八つ当たり。足で蹴っ飛ばす。栗はあんなに美味いのに、どんぐりは強烈に苦い。誰もが一度は必ずかじる。そのようにて自然界の学習を重ねていく。そうして私たちは大きくなっていった(あの頃は)。いい時代だった。「思い出したよ!」どんぐりさんありがとう。
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