今日は晩秋の感じがするそれらしい天気だった。ときどき小雨もあり寒い一日。小雨ではなく小雪がちらちらとなる日も近いのだろうと思わせる空模様である。もちろん仕事で走り回っていたわけだが、忙しい月末である、5人ほどが出社していてくれた。有難いことである。今日の新聞に没後30年の松本清張の記事が載っていた。1909年生まれで、あの有名な太宰治と同じだという。全く信じられない、太宰はもっともっと過去の人かと思っていたのは私だけではないだろうと思う。松本清張は貧しくて学校にも行けず文壇デビューは41歳のときだったという。その時太宰治はすでに鬼籍に入っていたというから人生というものは分からないものである。私が起業したのが41歳で、その頃同い年の同業者もたくさんいた。だが皆若くして起業または2代目としてすでにそれなりの地位を確立していた。駆け出しの私などは到底足元にも及ばず、ただただ頑張るのみに徹して、それなりに精一杯働いてきたつもりではある。しかし良いこともある、出発が遅い分私には彼らよりまだ充分に時間がある。まだまだ頑張れるなどと今日も自分に都合の良い方に考えている、調子のいい奴なのだ。明日の日曜日もいつもと変わらず仕事としますか!