やはり窓越しに聞こえる雨の音。「今日も雨か」「よく降るねえ」散歩中の近所の人たちの傘越しの会話が聞こえてくる。ガラス戸を開けると雨音は心地よく、スーと風が入ってくるが、少し冷たい。これもまた「爽やか」な朝である。明日になれば「よく降るねえ」と先ほどの散歩の人達の会話に参加しているかもしれない。自分勝手で我がままこの上ない性格は皆さん良く知っているのでこれ以上は書かない。ひまわり油の輸出量は世界の半分を占めるウクライナ。小麦も、トウモロコシもそう。まさに世界の大穀倉地帯であり、世界中の食糧の供給国であったのだとこの戦争で知った。それも計算に入れての侵略戦争だったのかとプーチンの恐ろしさをつくづく感じる。小麦の収穫を終え次の植え付けに精が出るのがこの6月らしいが、本当に深刻である。待ちに待った夏はあっという間に終わり、また暗黒の冬になるという。しかし今年は暗黒しかない。そしてこれが何年も続くのである。我々にできることはないのだろうか。