大麻比古神社に梅園ができて10年くらいになる。梅の木はますます大きくなり、花は今が見頃である。しかしうまく植えたもので早咲きと遅咲きがある。早咲きは散り始め遅咲きが蕾いっぱいである。今満開なのは一応中咲というところか。長く楽しめるようにしてあるところが憎い。この行事に参加させていただいたので、私の名前も立て札として連ねている。私の名前の樹は超遅咲きで、やっと蕾が出てきたところ。毎年桜と競争である。さて今年はどちらが早いか。一昨日見に行ったところやっぱりここでもメジロが花の蜜をついばみに来ていた。その数十数羽、もっといたかも。梅にウグイスとはよく言われるが、梅にメジロとは聞いたことがない。梅にウグイスはきれいな響きだが、梅にメジロはやっぱりおかしい。見た目はメジロの方がずっときれいだが、あの鳴き声には勝てない。寒くて辛くて味気ない朝の散歩ともお別れだ。「ホーホケキョ―」の鳴き声でみんなの耳を楽しませてくれるのだろう。今日も爽やかな朝である。