やっと本格的な春がやってきたと思ったら一気に夏のような暑さである。気が付けば半袖になっている。汗がじわーと自然に湧いてくる。春はどこへ行ってしまったのか、まだ4月も半ばを過ぎた辺りである。わが家の小さな庭には春の花が一杯なのだが何かいい匂いがしてくる「ん！」キンモクセイ？そう晩秋に咲くはずの花が今咲いている、そしてあの良い香り。こんな身近なところにも異常気象か。しかし仕事においては最高の季節になりつつある。暖かい、日が長い。今朝なんかも5時にはもうすっかり明るくなっている。起業したての頃の30数年前を思いだす。4時半頃に準備をし、仕事に出掛けることができるこの時季。5月は特に最高なのである。別の意味での私のゴールデンウイーク。今は休みの代名詞となってしまっているが、必死になって働いたあの頃が懐かしい。こんな話を若い人にしても相手にしてもらえないから、自分の心の中で悦に浸っている。「栄光の40代、50代」なんて。よく働いたもので365日とまでは言わないが、363日としておこう。正月、盆がある。仕事がしたくてうずずしているが、すっかち衰えてしまった体力との勝負である。最近は負けが込んでいる。今年はもっと負けるのだろう。