田舎あられも美味かったがもう一つ懐かしい味の焼きネギ味噌。これは母親の煮味噌を思い出す。それは多分独自の独特のものだったのだろうと思うが、珍味ではなくおかずとして食べれる優しい味だった。当時は母が作ってくれるものは「またかよぉ田舎くさいものばかり食えるか!」親不孝この上ないとんでもない息子です。今になってあれは美味かった、これも美味かったなどと言っても遅すぎ。生存中に言ってあげるべきだった。反省しながら朝晩この味噌をご飯に乗せて懐かしく食べています。しかしそうしていると不思議と母の多くのレパートリーを次から次へと思い出してきてしまう。きんぴらごぼう、ゼンマイの胡麻和え、ネギぬた、味ご飯、生シイタケの卵とじ、寿司も美味かった、ぜんざいも絶妙だった。いかんまた涙が。小包を送ってくれた同級生も罪な人です。こんなに泣かすなんて!!