6.142023
6月13日は母の命日である。昨日は久し振りの墓参りとなった。さすがに故郷は遠く疲れた。年老いた姉弟の手を合わす姿に、さすがの両親も「お前たちも歳をとったなぁ」と思っていることだろう。あれから16年になる。17回忌であるが時間の流れるのは本当に早い。本来この春には姉兄弟全員が集まってと計画していたのだが、弟が重度の帯状疱疹に罹り入院してしまい頓挫してしまった。ようやく最近復調の兆しも見えてきたみたいなので、何とか命日には墓参りだけでもということになったのである。ほんの数分のことなのだが、そこには神聖な空気が流れ、なんとも言えない貴重な時間である。手を合わせて言うことはいつも決まっている「ゴメンな、なかなか来れなくて…」いろいろと報告もあり、なんかほっとした気分である。弟もかなり良くなっている。一安心と共に「もう少し頑張ってみよか!」兄弟姉妹のいつもの合言葉を胸に故郷を後にした。徳島の緑が近づくとなんか嬉しいのは何だろう。すっかり徳島の人間になってしまったようだ。身も心も!
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