クリスマスそして正月。洋風と和風のイベントが続くが、一瞬にして正月めいた街の佇まいに、今年もあと数日なのだとあらためて気付かされる。そういえばいつ頃までしていたのだろう、クリスマス、正月準備の仕事。百貨店の飾り付けである。もちろん下請けの下請け、辛いことしか思い出せないがそんな時期もあった。クリスマスの準備に徹夜をし、クリスマスが終わると同時に片付けをし、そのまま正月の準備。これはもっとひどい徹夜になったものである。そして新しい年を迎えるのだが早速2日からイベントの開始である。そんな年末年始だったことを思い出す。もうあの頃には戻りたくない。いい思い出なんて何もなく、懐かしくも思わない。ただあの辛かったことがあったから今がある。それは思うしいい経験だったとも思う。どんなに辛い正月を迎えたとしても、あの頃よりはマシだと思えるのは貴重な経験だったと思う。あの頃……。